婚活を今までしたことがなかった私が、初めて婚活パーティーに行ってきました。 婚活パーティーってどんな感じなんだろう?緊張とわくわくの両方の気持ちでいっぱい。さあ、いざ会場へ!
―休日スタイルな参加者たち―
今回私が参加したのは異業種交流パーティー。なんと女性の参加費用は500円!ワンコインで参加できるなんてお得ですね❤ 開場を待つ参加者たちで、小さなフロアがにぎわいます。
会社がおやすみの日曜。そして千年に一度の猛暑!そのせいなのか、パーティーではタブーのはずのジーパンをはいたりする男の人が多かったです。なので、スーツと浴衣で来ていた男性は目立ってました。
浴衣の参加者がチラホラ。夏っぽくてステキ!帰りにお祭りにいくんでしょうか?華やかですね~。男性からしたら、浴衣姿の女性とお話できるのは、たまらんでしょうね。
―受付が始まる―
開場して受付がはじまりました。 プロフィールカード、チェックカード、カップリング希望カードと番号札を渡され、「○番にお入りください~」と言われる。
会場を見てみると、なんとオシャレなブースがずらり!
そしてブースの中はこうなってました。 高級感がすぎることなく、かといって安っぽくもない、ちょうどいい雰囲気です。
「えっ。これが婚活パーティー?」そう思った人いるんじゃないでしょうか。今回のはどうやら対面式の婚活パーティー。個室ブースに男女2人がすわっておしゃべりするという形式です。軽いお見合いみたいな感じですね!
言われた番号のブースに入って、渡されたカードを見てみました。
プロフィールカードには、お話をもりあげるための項目が並んでいます。書くのが大変かもしれませんが、会話がはずむきっかけになるので、ちゃんと埋めなければ!
チェックシートを見てみると、こんなに記入欄が!この欄に、お話した人の番号とメモが書けるようです。これだけ多くの人と色んなお話ができるなんて嬉しいですね笶、 カップリング希望カードを見てドキドキ。果たしてステキな男性とカップリングできるんでしょうか!?
こんな妄想をしながら、さっそくプロフィールを記入。 書くべし!描くべし!
「ここで、良い人と会えるのかな…」そう期待に胸を膨らます人もいるんじゃあないでしょうか。 さて、実際はどうだったのか!?
―お話しタイム、スタート!―
さあさあ始まりました、本日のメインイベント!会話開始のベルが鳴り響きます。
さっそく一人目の男性とお話することになりました。
お話しタイムがはじまって、約1~2分後。
リンリンリンリンリンッ! 「お時間です、男性の方はお次のブースへどうぞ」 ええーーーっ!はやい!!短い!!しかし驚いている暇はない!今の人をチェック。そして次の人とお話…。
ちょっぴり流れ作業みたいな感じでした。これを何回かくり返していきました。一人あたり話す時間は1~2分。み、短い!なので「じっくり相手を知りたい」と考える人にはちょっと不向きかも?
そして最後のお相手となった男性とお話をしていて、こんな会話に。
「ぼく、初めて参加したんですけど、疲れますね…」 「そうですよねえ…」
やっててわかったのですが、 ズバリ今回のパーティーは、
「おしゃべりが大好き、聞くのも大好き」な人向け!
対面式パーティーでしたが、ゆっくりはできませんでした。終わったら次の人、終わったら次の人…と休憩はなく、今回そこがちょっとハードでした。
―ついにカップリング希望を書く!…けど―
全員と話し終えたところで、さっそく最終決定カードに記入! しかし、ここで問題が。
覚えてなくて、書けない…。この番号は誰だ…。
なんと、書けたのは30名のうち4名でした。
「ダメじゃん!」って声が聴こえてきそうですが、
実はそれだけ多くの人が強くて良い印象を相手に与えていないんです!
なんて、えらそうに書きましたが私は希望の人とカップリングならず…。 パーティー終了後、どんな人たちがカップリングしたのか見ていました。カップルは計13組。 するとそこには なんと少数派だったスーツと浴衣の男性が!そして女性の半数は浴衣でした! スーツと浴衣の男性。大人数とお話をしましたが、 どちらもどんな人でどんな顔なのかを覚えていました。
つまり、強い印象を与えることが今回のパーティーで一番のカギ!
イケメン・美人が有利ですが、印象が薄いと意味がありません。「何の話したっけ?…ま、いいや△で」ってなります。(本当に)
「えー!あんだけお話したのに結局印象かよー!」って思いませんか?そりゃそうです。たくさんの人がいるんですもの。良い印象で選びます。 ここでポイント!おしゃべりと見た目をちょっと工夫するだけで、良い印象が与えられるんです。
次にその詳しい工夫のしかたを紹介していきます。
工夫1. 相手と自分の共通点を結びつかせろ!
共通点を見つけるだけでうまくいくの?と思われるかも知れません。 それが上手くいくんです!
私はこんなプロフィールを書きました。
絵が得意なので絵を描いたところ、みんなくいつきが良い。(文字より絵や写真の方が一発でわかりますもんね) 「絵、うまいですねー」と言われ「ありがとうございます」と返します。最初は素直にうれしかったです。 しかし、ずっとおなじやりとりをしていると機械的に、「アリガトウゴザイマスー」となってました。このやりとり省きたい!と思ってしまいました。しかし、ある男性は違いました。他の人と同じ所に注目してましたが、一番印象に残りました。
「絵、おじょうずなんですねー!」 「ありがとうございます。描くのが好きなんですよー」 「そうなんですかあ。ぼくは仕事でモノを作っているんですが、作るときに設計図が必要なんですよ。そのとき頭のなかのものを、そのまま紙に描けないんです。僕もうまくなりたいなあ」 「それ、よくわかります!昔から絵を描いてるけれど、今でも頭の中のものをそのまま描けないんです。ひたすら描くのみだなあって思ってます」 「ええっ!あなたもなんですか!案外そういうものなんですねえ。へええ」
「なんとこの人は「絵」と「モノづくり」という違うものを、うまく共通させたのです。
選ぶとき顔を覚えてませんでしたが、どんな人かは覚えてられました。なのですぐに「○番!」と書けたのです。 残念ながらその男性とカップリングになれませんでしたが、 他の女性とその人は見事カップリング成立していました! つまりこの男性は少なくとも2人に選ばれたということになります。
ただここまで相手との共通点をうまく結びつけるのは、ちょっと難しいですよね。 もっとカンタンに考えて大丈夫!
たとえば、出身地を見てみましょう。 自分と相手の出身地が同じ場合はラッキー!これは共通点としてチャンスです。「ここの学校に通ってたんですよ~」「ここのお店、良いですよね!」など地元トークでもりあげましょう♪
もしくは相手の勤務地が自分の出身地と同じならば、「こんなところがオススメなんですよ~」と紹介するのもアリなんです。 逆に相手の出身地が自分の勤務地なら、「ランチで良い場所知ってますか?」と切り出すのもOK!
「そんな難しいことできるか!」そう思ったあなたは次の工夫をしてみましょう!
工夫2. 「無難」を捨てろ!
「ウケが悪くならないために」そう思って無難な格好、無難なプロフィールにしていませんか?それだと逆に相手に覚えてもらえませんし、気のあう人を見つけられません!
無難なものはみんなが選ぶもの。みんな選ぶものをあなたも選んでは印象が薄くなってしまいます。チェックリストにメモすらして貰えません。
なので、 服装はとくに指定がなければ、あなたらしい格好。もしくはカジュアルOKなところなら、あえてスーツや浴衣といった格好をしましょう。 「浮いちゃうんじゃあ?」心配ない!むしろ相手に覚えてもらってラッキーなんです。
①でもちょっと触れましたが、プロフィールではありのままの自分をだしましょう。 「こんなの書いたら、引いちゃうかも!?」そう思って誰もが知っているようなものにすると、みんなそれを書いているのであなたの印象が薄くなっちゃいます。 そんな残念なことにならないように、プロフィールは自分らしく書きましょう。
これでもまだまだ「ええい!これもできるか!!」と思う人、いるんじゃないでしょうか。 そんなときは次の工夫だけでも抑えましょう!
工夫3. 基本の4つをまもる!
1.エチケット見た目ともう一つ気を付けたいのは、口臭・体臭などの「臭い」 とくに暑い夏場は、汗の臭いにも気を付けましょう!普段から気にしていると良いですね。
本当にあった!これは×事例(エチケット編)
数人目の男性。にこにこ素敵な笑顔で入ってきました。どんな会話になるのかな~と期待をしつつ、挨拶をしました。
男性「こんにちはー。よろしくお願いします!」 わたし「こ、こんにちはー…」
いきが、くさい。(エチケットは マナーです) 口臭が気になってしまって、会話に集中できませんでした。
口臭はアウトです。到着する前に身だしなみだけでなく、ちゃんと体臭や口臭のチェックもしましょう!
2.プロフィールを埋めるできるだけ全部埋めましょう!書いておくと、お互いに意外なところで話が盛り上がったりするものです。
本当にあった!これは×事例(プロフィール編)
プロフィールを埋めてない人って意外と多いんです。 そんな男性とお話しする度に困りました。
どこをつっこめと。(この人なにもの?) プロフィールを渡されても、書いていないのでは渡されてないのと同じです。話題が見つからなくて困る…。
空欄だらけのプロフィールは相手を困らせてしまいます。ちゃんと書きましょう!
3.楽しくお話しをする楽しそうな笑顔で、聞き取りやすい声で、相手と会話をしましょう。それだけでもかなり印象は違ってきます。
本当にあった!これは×事例(楽しくお話し編)
わたし「こんにちはー」 男性「…こんにちは…」
その男性は恥ずかしそうにモジモジとしていました。 わたしは最初、この人シャイなんだなーと思ってました。
男性「…ボソボソ」 わたし「…え?すいませんなんですか?」 男性「僕は…で働いていて、ボソボソ…」 わたし「?。へええ、そうなんですか。すごいですねー(ごめんなさい聞こえなかった…)」 男性「………(モジモジ)」
男性がまたしても、モジモジして黙っちゃいました。 なんか話そう?ねえなんか話そう?(寝ていいですか) 「この人顔もよくみえないし、なんですぐ黙るんだ…」ちらりとプロフィールの性格を見たら「人見知り」。…それはわかるけれども、何の印象も残らないですよ!
4.番号をつたえる番号札を胸の真ん中あたりなど、見えるところにつけましょう。そして会話の始まりに「○番の○○です」終わりに「○番なので、お願いします!」を言いましょう。 恥ずかしいかもしれませんが、これも覚えてもらうためには必要です。
本当にあった!これは×事例(番号編)
楽しくお話ができて、とても良い印象の男性がいました。
わたし「これは書かなければ!」
そう思い、番号を見ようとしたんですが… なんと、その人は番号カードをつけていませんでした。
男性「ありがとうございました。よろしくおねがいしますね」
そう言ってその男性は出てしまいました。 よろしくするなら番号教えてー!
割とあるんです。良い人だったのにどの番号なのかわからなくって、書けませんでした…、ということが。 そんなことがないように、自分の番号はちゃんと伝えましょう!
全部ためしてほしいですが、「ちょっと難しいかなー」という場合は基本をやってみましょう!それだけでも印象がかわります。これを克服したら、ぜひ二つの工夫もためしてみてくださいね。